すっきりしない 2005 11 7
現在のところ(11月4日時点)、日経平均株価よりも、
TOPIX(東証株価指数)の日足チャートの方が、
勢いがあるというか、先駆しているようにも見えます。
これは、ハイテク株が不調で、
銀行株や不動産株が好調なことが原因かもしれません。
しかし、すっきりしないものを感じます。
それは、日本が、工業国家でなければ、
あるいは、ハイテク王国でなければ、
こうした株価指数の変化は、大歓迎です。
しかし、日本は、工業国家であり、ハイテク王国です。
だから、指数が、こういう展開になることに対して、
すっきりしないものを感じるのです。
まだ、ITバブル相場の方が、よかったかもしれません。
あの時は、IT株やハイテク株が、バブル状態になりましたが、
それでも、日本の未来を強く感じさせる相場でした。
(注)
日経平均株価は、ハイテク株の影響を受けやすい指数と言われています。
人間に一生があるように、国家にも一生があります。
農業国家→教育国家→工業国家→金融国家→観光国家か文化国家。